緒方春朔の史跡を訪ねて |
【天野甚左衛門顕彰碑】
秋月の駐車場へ戻り、次は天野甚左衛門顕彰碑へ移動します。
国道322号線を南へ少し戻り、長谷山の交差点を左折し国道500号線を上秋月へと向かいます。 横には小石原川が流れており、夏にはホタルが見られるそうです。
上流には大きなダム(江川ダム)が有るみたいですね。
長谷山の交差点から1.3km行くと左手に上秋月公民館の入り口がありました。
小さな入り口なので最初は、本当にここ?と少し心配しましたが数十メートル進むとすぐ右手に広場が見えます。
良かったここだ!
顕彰碑も見えます。
顕彰碑の左には、疱瘡塔と呼ばれる供養塔が並んで立っており、この石塔の横に説明文があるので、その説明文を読んでみると・・・
たてられた時期は不明なのですが、おそらく江戸時代に天然痘で亡くなられた人々を供養するために建てられたものとか。
天然痘で大切な家族を失った悲しい思いと、天然痘の恐怖を現代に伝える貴重な遺産なんですね。