1.花粉症とは
春や夏など、ある季節になると、鼻がむずむずし痒くなって、くしゃみを連発し, 水ばながたくさんでて、鼻がつまってくる人がいます。 鼻のほかに、目のかゆみ、ゴロゴロする、涙がでる、咳がでる、のどがゼイゼイする、顔がほてる、寒気がする、
皮膚がかゆい、 お腹が痛いなどの症状を伴うこともあります。
この症状は風邪と似ているため間違えられることがありますが、このような症状の多くは 空気中に 飛び散っている花粉を吸い込んで起こるアレルギーで、花粉症といわれています。
アレルギーを起こす花粉として、スギ、ヒノキなどの樹木、カモガヤ、オオアワガエリなどのイネ科植物、
ブタクサ、ヨモギなどのキク科植物などが知られていますが、この中でもっとも患者が多いのは、春のスギです。
花粉症は成人の女性に多い傾向がありますが、最近は子供にも増えてきました。 どうやら家族にアレルギーの素因があると、花粉症になる度合が高いようです。
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